滋賀経済産業協会 第2回 間接部門のための業務改善セミナー」

滋賀経済産業協会 「間接部門のための徹底3Sと業務改善セミナー」

開催日2019年11月12日(火)

全3回シリーズ、第2回目です。

「働き方改革法案」の施行による勤務時間の短縮や有給休暇の義務化によって、これまで以上に日々の業務の生産性を高めることが求められるようになりました。現場の最前線にいる人たちが自主的にできること、やるべきことを把握・整理して行動していくことが大切です。

今回のセミナーはこれまで生産部門を中心に進めてきた「徹底3S」の考え方を、間接部門での業務改善活動に生かすことを目的としています。

 

<「徹底3S」の真の目的とは>

 

久保講師より、「徹底3S」の目的と成功させるポイントについて講義がなされました。

なぜ、3S活動をするのでしょう?

・安全・快適・能率的な職場をつくる。

・決めたことが当たり前に守れる職場をつくる。

・心の荒まない、モラル・モラールの高い職場をつくる。

・創意工夫の豊かな職場をつくる。

これらの目的を達成するための手段として3S活動を行うのです。忙しい業務の中で活動を継続していくのは確かに簡単なことではありません。ですが継続する事によって最終的には「働きやすい環境」のしくみと風土づくりにつながっていきます。

 

 

 

 

<現場診断実習>

3S活動の事例をいくつか見て、イメージをうかばせたところでいよいよ現場診断実習に入ります。

モデル現場を実際に見て、指摘ポイントと対策について話し合います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どちらのグループの、チームワークをはたらかせながら内容の濃い発表をしてくださいました。

まずは徹底3S活動を継続することで素地を整え、組織の足並みを揃えたところから業務改善のステップへ進みます。次回は応用編として、様々な手法を使った業務改善の取り組み方についてです。